ルーティーンという名のやる気スイッチ
勉強とは何故するのか。
誰でも一度は考えた事のある命題だと思う。
結論を言えば『社会に反映するため』だと思う。勉強したものを形にするも良し。頭の中に蓄積し続けるも良し。人それぞれの社会に反映させる方法はあるのでどれにも間違いはないと思う。
僕自身、勉強ってなんでするのかなとか思いながら過ごした高校時代。
勉強から逃げようかなとか思う事もあった浪人時代。
勉強のあり方ってなんか自由なものだよなって気づいた大学時代。
とまぁこーんな感じに流れていってるわけで。
勉強ってなんのためにするのかな?と思っていた高校時代に
保健体育のテストのためにぼんやり教科書を眺めてた時に
目に焼きついたグラフを最近頭の中に思い出す事がしょっちゅうあった。
それは『自身が最大のパフォーマンスを発揮するためには
緊張状態と緩和状態をいい程度にマッチングさせることが一番大事なんだ!!』
みたいなやーつ。
http://www.cramer.co.jp/training/mental_08.htmlより画像引用
上のようなグラフが保健体育の教科書に載っていて
高校生ながらに「なるほど!」とか思った記憶がある。
まぁなんとなく言っている意味もわかるけど
一番大事なのは
どうやって自分を常にその状態に持っていくのか
っていう点だと思ったり。
最近ではラグビー日本代表の著しい活躍のおかげで
『ルーティーン』という言葉が大ブレイクしたような気がした
とりあえずルーティーンって何?と思いググったらこんな風に出てきた。
ルーティーン
慣習の一種で、日常規則的に繰り返される生活様式、とくに一定の手順で行われる仕事をいう。朝起きてから決まった日課に従って生活し、仕事を済ませ、寝るという過程の全体と個々の作業に、ルーティーンは成立する。その場合、行為の規範は行為者に十分に内面化されているので、行為はいわば無意識的にスムーズに行われるが、反面において惰性に流れ、改善、発展の契機に乏しくなる。....
※コトバンク「ルーティーン」より引用抜粋
なるほどねー。
んじゃぁどうやって
自分のルーティーンを見つけるのか?
っていう疑問が出てくると思う。
誰しもが自分だけがする生活の癖見たいなのはあると思う。
僕自身は昔から「のほほ〜ん」としている時に良い状態に自分を持って行けたり、
ぼーっとして歩いてたら電柱にぶつかってしまったけど、そんな日に限って
めっちゃ良い結果になったりということが度々起きていた。
おそらくそれだけを見ると何変哲もないばらばらの具体例だが
抽象化してみる際に「結果が成功に終わる」というくくりで見ると
全て包括されると思った。
自身の尺度でしかわからないが、浪人中の受験期にも
「試験直前に限りなくゆる〜く過ごした結果、過去最高な結果だった。」
などの偶然にも思えるような出来事があった。
そんな自身の過去無意識でやっていた『癖』をきちんと意識化させ、行動に起こしては
合う合わないをきちんとチェックし改良を重ねていくことで
ある程度の『大事な場面の前ではやる行動』が完成されていった。
別の言葉で言い換えれば、「ゲン担ぎ」「おまじない」「習慣」
などになっていくんだろうなぁと思う。
ラグビー日本代表の五郎丸選手の場合はこれがキックする前の例の「ルーティーン」だし、
他のスポーツ選手とかにも「試合前はおにぎりを絶対2個食べる」とかっていう
いわばルーティーンになるんだと思う。
大事なのは自分の無意識的な行動を意識的に見てみたら意外とおもしろいんじゃない?
ってコト。
ちなみに友人に「タバコを吸うのは好きだが、タバコに吸われるのは超嫌いだ。」
と言うやつがいる。
そいつは「タバコを吸う」という行動がやる気スイッチを入れるルーティーンを担ってるようで。
無意識→意識化→無意識の流れに持って行けたらいいよねぇとか思ったり。