留学で得れているもの(20日経った所感)
このブログは今のところ(2017年8月28日現在)一切のURLを誰にも渡さずに書いているブログなので,ここにたどり着いた人はすげぇなぁとか思いながらまた書こっかな.
前回,
留学で今のところ得れているものは
・自分に向き合う時間
・研究に対する認識(これ痛感してる)
・時間の使い方
・シンガポールでの新しい環境・人・スタイル
ってのを書いた
今回は本格的に得れてるもの,得れそうなものをちらほら打ち付けて行こうかなとか思う
<生活リズム>
国立研究所から20分ほど(電車10分,最寄りから徒歩10分)のところに住んでいる
朝は6:30に起き,日本にいる彼女と連絡を取る.彼女(医歯薬生)が実習なうなので.実習先に向かう間ちょっと連絡を取り,「今日もがんばろ〜〜〜」で締め,朝7時ごろからゆっくりと準備を始める
朝8時半には家を出て研究所には9時ごろに着く.ちなみに雇用形態がインターンなので実際はフレックスだが,自分でコアにしてる.
9時について今日の通過点(必須&余力があれば)と到達目標(最低限)をノートに書き留め研究開始
だいたいいつも18時まで研究をする.9~18時で全体的に1時間くらい休憩してるってなイメージだから8時間くらい.
メインとしては
・論文を読み,再現実験or自身の研究への応用(5割)
・躓いているところを研究者とのディスカッションや,読むべき論文のアドバイスをもらい自分で進める(5割)
18時に研究所を出て.その後(ランニング,筋トレ,ヨガ)or(友人,シンガポール在住の方と会う)などをして1日の最後にプログラミング,youtubeや読書,妄想をして寝る
ってな平日1日の流れ
土日は一切予定は基本的にいれないからやりたいことをやりたい人とやるみたいなテキトーな日々を過ごしてる
<研究留学に来て,得れているもの>
一番大きいものは「研究に対する認識」
大学の研究室内では限られた人とディスカッションを通して研究を進めるという形が多かった.
こちらに来て,議論を気軽に様々な研究者と出来るというのはありがたい.
全然知らないアプローチを提案されたりするし,論が通っていないようなことも近しい論文を教えてくれたりする.
そんな面もあるが,大学の研究室以上に,自分で調査し,仮説を立て,自分でやってみるという自走が必要になるというのが一番得た,痛感したものかもしれない.
きっと仕事としてやって行くとなると金銭的な影響以上に自分の考えや習慣によって姿勢が左右されるんだろうなぁとか思った.
一定水準以上の方はこの感覚が当たり前なんだろうなとふと思ったりした.
二つ目は自分の時間が異常にできた
大学の研究室にいると,悪い癖でずーっと研究室に篭ってしまったりしていた
フレックスだから尚更で,そんな感じで,うちの研究室は灯りの消えない研究室として有名だったりする
しかし研究所は遅くても19時には絶対に帰らなければならない,となると自分の時間ができる
今はランニングやプログラミング,人と会う時間に当てている
一人でできる趣味,誰かと一緒にする趣味は必要だなと感じた
<シンガポールでしかできないこと>
これはまずはローカルフードや観光ですな
カジノとかナイトサファリとか市街地で行われるF1とか...
そんで海外旅行も往復5000円以下で行けるし
立地最高だなぁ&まだまだ楽しみはあるなぁ
そんで,土地柄を利用して,留学して来ている日本人にあったり
ビジネスをしている日本人に会ったり,自身がコンピュータサイエンスの修士課程生ということでシンガポールにいる研究者に会ったりしている.
研究者でこちらにいる人たちはみんな自分の研究する時間を作るためにやって来た
と言っていたのが衝撃だった.
学部生時代にずっとスタッフをしていた国際式典でお話ししたiPS研究所の山中教授もアメリカに研究しに1週間は行っているって行ってたのを思い出した
なんか日本本当にいいのかなああああとか学生ながらに思ったりした
NUS,NTU,Yale-NUS生とも会ってお話しした.
交換留学生は普通の学生って感じだったけど,日本人正規留学生(受験して入学しているローカルじゃない人たち)は思考と行動が交換留学の子らとは違って,あ〜〜〜面白いし自分の言葉で語ってるのいいなぁってなった
やっぱ留学ってなると目的があったとしても,留学後に「楽しかった〜〜〜〜!」で終わっちゃいがちだからいつのまにか論点をずらしちゃうのだけは自分でもしないようにせねばと再確認した
ビジネスしてる人とは今週くらいから会って行くからそれも話聞けるの楽しみ
長くなってしまた
☑︎要するに
・今までの認識以上に研究は自分だけで走り抜くものだと実感した
・時間の使い方で思考と行動は変えれる
・自分の言葉でストーリーを話す人は年齢関わらず面白い
ってな感じ